太陽光発電…賢い人の予備知識 ☆抑えておくべき7つのポイント☆

ピンポーン

「ご近所で太陽光発電の工事をさせてもらっている者です。騒音などご迷惑おかけすると思いますが・・・」

「ちなみに奥様のところでは太陽光発電などを考えられたことはございませんか?」

「奥様のお家ならたくさん設置できる(太陽光パネルが)ので、やらないと損だと思いましたもので・・・」


もしかしたら、あなたもこんな経験されたことはないですか?

訪問販売=悪徳・・・とは限りませんが、私たちが今まで見てきたケースでは、当社販売価格の1.5倍強で“契約させられている”ことがほとんどでしたので、あながち言い過ぎではないように思います。

「保証はお任せ下さい」と言っておきながら、何か困ったときには会社が跡形もなく消えていて連絡がつかない。

そんなトラブルに巻き込まれないための予備知識・・・こういったことに気を付けてくださいねといったことについて書かせていただきます。

1.『大手量販店さん含め3社程度』から見積もりを取る

「何の不安もなく安心できるところに頼みたい・・・でも、値段が高過ぎるところでは頼みたくない。」

みなさん一生懸命インターネットなどで情報収集をされるのですが、「インターネットで安くて良心的な販売店さんを見つける」のは結構むずかしくなってきています。

「安さの秘密はムダな経費をかけないから」なんて書いてあっても一等地ビルに事務所を構えているところもあれば、

「お客さまのために!」と元気いっぱいなのはいいのですが、あるはずの保証に入っていないとか・・・結構あるんです。

そこで一番いいのは、大手量販店さん含め3社程度から見積もりを取られることです。

2.『工事についての細かい説明』をしてくれるかどうか

さて、次にあなたがしなければならないのは、値段の安さを比較することではなく、信用できる会社かどうかを見極めることです。

後々の金銭トラブルを避けることはもちろん、あなたの資産・・・ご自宅への工事が本当に大丈夫なのか?をクリアする必要があるからです。

みなさんが気になる一番のポイント「工事後の雨漏れの心配」もそうですが、その他にも気を付けるべきポイントはたくさんあります。

1.施工はその販売業者が行うのかどうか?
2.工事で気を付ける項目(最低4項目)を理解しているかどうか?

3.屋根材によっては取付可能メーカーが限られてくることを理解しているかどうか?
4.保証は何年なのか?


上記項目について、お客さまに細かいところまで説明のできる会社であれば、まずは第一関門クリアといってもいいでしょう。

また後述しますが、設置するメリットのない場合にその旨を伝えてくれるかどうかも、その会社の信用度をはかるうえで重要なのは言うまでもありません。

3.『信用できるデータを用いて説明』をしてくれるかどうか

「太陽光パネルを設置するとだいたい毎月1万円以上の電気代が浮きますし、季節によってたくさん発電しますから、余った分を電力会社に売れば逆に儲かってしまいますよ」

こんなざっくりしたシステムのメリットを説明されただけで「ではお願いします」と安心して任せられますか?

営業マンは最低でも次のような説明をお客さまにお伝えすべきです。

1.現在お客さまが使われている電気代がいくらで、
2.太陽光パネルが設置できる屋根面積・屋根勾配・方角を考えると
3.○○のメーカーの△△というパネルを設置すれば、
4.何キロワットのシステムを導入できますので、
5.毎月これだけのメリットが期待できます


そしてここが肝心なんですが、その根拠としてのデータがメーカーが作成した『発電シュミレーションの出力表』かどうかを確認する必要があります。

もちろん、そこに書かれてある条件もしっかり確認するようにしてください。

1.パネルの枚数
2.屋根の方角
3.屋根の勾配
4.発電シュミレーションの地域があなたのお住まいの地域になっているかどうか


それとこれも覚えておくといいかと思います。
☆1kwの住宅用太陽光発電システムの年間発電量は約1,000kw

この数値と大きくかけ離れている場合は「ん?これって水増しされたデータなんじゃない?」と疑ってみられるといいでしょう。

4.『そのメーカーさん、そのキロワット数』でいいのかどうか

ここまでクリアしてようやく、設置するメリットがあるのかどうかを見極める作業に入ることとなります。

ここで覚えていただきたいことは、一般的に4人家族の場合、太陽光発電の出力が2kw未満であれば費用対効果があまりないということです。

提案された内容が2kw未満の場合、他のメーカーさんならどうなのか?を調べる必要があります。

屋根面積など条件によって設置枚数が限られているなかでの比較。
メーカーさんによって発電量も違いますし、価格も違いますから、総合的に提案できる会社さんであればいろいろと聞いてみてください。

5.『保証についての説明』をきちんとしてくれるかどうか

現在、各メーカーさんは出力保証を10年付けていますが、それぞれ内容も微妙に違いますので、事前に確認する必要があります。

長崎県尾上島灯台ここで気になるのが、じゃあ10年以降はどうなるのか?ということですが、長崎県尾上島灯台に1966年に設置したものが今もなお発電していることを考えると、私は30年以上は大丈夫だと思います。

ただ、パネルは大丈夫だとしても、パワーコンディショナの耐久年数が15年程度ですので、そのあたりを営業マンに聞いてみるといいでしょう。

そこで「心配いりません、大丈夫です」とだけしか言わない営業マンであれば・・・もうこれ以上説明不要ですね。

6.『金利の低いソーラーローン』を使える会社かどうか

金利の低いローンを使える会社=信用度が高い
単純にそのように考えて構いません。

年利2.55%を基準に考えられるといいでしょう。

7.『50万円×設置kw数=基準価格(税込)』からどれだけ安いか

ここまできてようやく、金額の比較段階となります。

ネットで調べられて、キロワットあたりいくらか?で高い・安いの判断をされている方が多いようですが、気を付けなければいけないのは、メーカー毎の価格設定におけるモジュール原価がいくらくらいなのか?

計算して1kwあたり50万円(税抜)以上の金額であれば論外ということになります。
チラシなどで安さを売りにしていても、実際に追加工事などで結果的に50万円を超える場合も同じです。

例えば、1枚240wのパネルが15枚設置できたとしましょう。
計算式 240w×15枚=3,600W=3.6kw

1kwあたり50万円(税抜)を基準とすれば、

計算式 50万円(税抜)×3.6=1,800,000円(税抜)

ということで、見積金額が1,800,000円(税抜)を超えていれば「高い」と判断されて構いません。

なお、太陽光モジュールでの比較であれば、同じ枚数設置したとすると、多結晶よりも単結晶の方が値段が高くなります。

これは単純に発電能力の差によるものです。

最近ではメーカー・単結晶・多結晶によらず『1kWあたり30万円代前半でないと高い』といった風潮があるようですが、工事のことなども含めて考えると、ちょっとそれは「安いだけ」になってしまっているように思えて仕方がありません。

値段の安さの裏に潜んだ危険が数多く報告されていますから、インターネットは適正価格を知るうえでの最適なツールとしてご利用いただければと思います。

安さばかりを前面に出してくるところは警戒された方が無難かも知れませんね。

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